「目をかっぴらいたらかろうじて二重になる目」に長年悩んでいたので、二重全切開の手術を受けました。いわゆる美容整形です。施術から1年弱が経とうとしているので、施術の流れや感想などまとめてみます。
わたしの目遍歴
生まれたときは完全なる一重でした。子供の頃、二重をうらやましく思っていた記憶があるのですが、両親や親せきに成長と共に二重になった人が多くいたので、「いつか自分も二重になれるかなあ」と楽観的に考えていました。
しかし、なかなか二重になることはなかったため、高校生の時にアイプチを始めました。半年ほどアイプチを続け、「目をかっぴらけばかろうじて二重になる目」を手に入れました。
ただ、左右差が大きく、右目は寝起きや疲れた時に完全なる一重になってしまっていました。左目が二重、右目が一重という1.5重状態です。これが嫌で嫌で、常に「右目、一重になっていないかな、大丈夫かな」と気にして生きていました。二重状態の時でも、瞼が重くまつ毛の生え際が見えないのもコンプレックスでした。
そんな中で、生まれた選択肢が「美容整形」でした。元々肌治療や注入など、ライトな美容医療を細々と受けていたこともあり、外科手術にも大きな抵抗はありませんでした。
病院選び
美容整形の選択肢が生まれてからというものの、病院探しに奔走しました。病院探しのステップはこんな感じでした。
- インスタ、X(当時はTwitter)、トリビューで二重手術の情報をおおざっぱに探す
- 症例が好みの病院を見つけたら候補にリストアップ
- リストアップした病院の口コミ・医師情報を調査(Google, Twitter, トリビュー)し、安心できそうなクリニックを絞り込む
- 上記で絞り込んだクリニックにカウンセリングに行く(4件ほど)
- カウンセリングの結果からお願いする病院を決定
病院の最終的な決め手になったのは、こんな要素でした。
- 一番症例が好みだったこと
- 私の目の左右差や瞼の重みも考慮した術式(瞼のたるみもとる切開術)を提案してくれたこと
- 医師が形成外科専門医だったこと
- 医師・スタッフの対応が最も誠実で安心感があったこと
カウンセリングに行った中でもお値段は高い方でしたし、お手軽な二重形成で知られる「埋没法」ではなくダウンタイムの長い「切開法」でしたが、納得感が大きかったので、カウンセリングから数か月後経った後にオペの決意をし、予約を取りました。
いざ手術
手術当日は緊張・今の顔が最後になるさみしさ・悩みが解消される期待など色々な感情がごちゃ混ぜでした。手術台に上がってからは痛みへの恐怖も大きくなりましたが、看護師さんが色々話してくれて気がまぎれました。
手術本番では、怖かった麻酔もほぼ無痛で、手術自体も全く痛くなかったので、案外リラックスしていたように思います。大体40分ほどのオペだったと思います。
オペ終了後は麻酔の残りもあり目が腫れていましたが、すでにぱっちりとした二重になっていて感動してしまいました。その後は目元を冷やしたり、薬や術後の過ごし方の説明を受けたりしてからクリニックを出ました。眼鏡と帽子で目元を隠しつつ、電車で帰宅しました。
術後(ダウンタイム)
当日~術後1週間(抜糸まで)
オペ終了後、家に帰ってからしばらく引きこもり生活を送りました。痛みや出血は当日の夜だけで翌日以降は収まりましたが、とにかく腫れて腫れて数日間は肉厚な目のまま過ごしました。肉厚なのにちゃんと二重の線が入っていて、なんだか可笑しかったです。
抜糸後~術後3か月
オペから一週間が経ち抜糸をし、メイクもできるようになりました。まだまだ腫れているのにメイクするとあり得ないくらい盛れました。ぱっちり開いた二重のすばらしさともう目をガン開きしなくて良い安心感を感じて毎日幸せでした。
ただ、聞いていた通り二重切開のダウンタイムは本当に長かったです。毎日自分の顔を見ているとなかなか変化に気づきませんでしたが、写真を見ると完全に腫れが落ち着いて変化がなくなるまで3か月くらいかかっていました。
二重になった感想とまとめ
二重切開を受けたことで、メイクやおしゃれが楽しくなって、人と目を合わせるのが怖くなくなりました。本当に気持ちが明るくなったと思います。瞼に入ったたった一本の線でこんなに幸せになれるとは不思議なものです。
美容整形は失敗談や修正地獄に陥った話もよく耳にするので、十分病院を吟味した上での覚悟が必要なものだと思いますが、今回の施術は本当にやってよかったです。
今後も良い美容ライフを続けて生きていきます!