徒然理系日記

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ニキビ治療奮闘記

こんにちは。10数年にわたりニキビに悩まされてきた筆者ですが、様々な治療を通して20代半ばの今、ようやくニキビの出現頻度が大幅に減ってきました。同じようにニキビに悩む方の助けになれればと思い、今までに試した治療法のうち、効果のあったものとなかったものとおすすめスキンケアアイテムをまとめてみました。ニキビに効果があるとうたうものは多く存在しますが、効果があったもののほとんどはニキビ治療として知名度が低い物が多かったので私の体験談で試したことのない治療を知っていただけたらと思います。

 

 

ニキビ遍歴と肌質

初めて奴が現れたのは小学校5年生の時でした。それからというものの、20代半ばに至るまでずっとニキビと共にありました。肌質はインナードライで、内部の乾燥を防ぐためなのか、表面は皮脂でギトギトです。

 

効果のあったニキビ治療

アグネス(美容皮膚科施術)

肌に針を刺し、皮脂腺をRF(ラジオ波)で直接破壊することでニキビの元を絶つ治療です。まだまだ取り扱い病院が少ないため、知名度が低い治療ですが、効果はピカイチです。お値段が張ってしまうというデメリットはありますが、一番効果のあったニキビ治療です。アグネスを打った箇所は皮脂腺が破壊されるため、ニキビが再発することはありませんでした。同じ箇所に何度もニキビができるという方にはおすすめの施術です。

 

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www.shiromoto.to

 

アゼライン酸(美容皮膚科or皮膚科)

皮脂分泌の抑制作用と角化の抑制作用及び抗菌活性、抗炎症作用で知られている塗り薬です。個人的には「保険適用の薬よりも低刺激なのにニキビ抑制効果が高い」という優れものであると感じました。ただ、保険適用ではありませんが、医薬品なので病院で購入する必要があり、購入に手間がかかってしまうのが難点です。お値段は1本2000円程度で、毎日使用でも2か月はもちます。お忙しい方や近隣の病院で取り扱いのない場合はオンライン診療を活用してみても良いかもしれません。

 

詳しくはこちら↓

wakako-clinic.jp

 

顔脱毛・レーザーフェイシャル(美容皮膚科)

一見ニキビ治療とは関係ないように思えますが、顔脱毛によって毛がなくなると毛穴自体が引き締まり、毛穴内に皮脂がたまりにくくなるのでニキビができにくくなります。顎下に大量のニキビがあったのですが、奴らは脱毛をしたらほとんどなくなりました。また、レーザーフェイシャルと名前のついている施術は、基本的には顔脱毛と同じ機械を使うものの、出力が高いため、美肌効果が大きいです。

 

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glow-clinic.com

 

効果の小さかったニキビ治療

アダパレンゲル・デュアック(皮膚科)

ニキビ治療のファーストチョイスとして挙げられる皮膚科での保険診療で、処方される代表的な塗り薬です。しかし、個人的には刺激や副作用が強く出る割に効果はほとんどないと感じました。デュアックは主成分である「過酸化ベンゾイル」が原因でかぶれてしまい、アダパレンゲルは塗布後皮むけがありました。どちらも副作用に耐えてある程度の期間使用していましたが、ニキビが減っているとは感じられませんでした。ただ、効果を感じられる方も多いですし、保険適用でお安く治療が受けられるため、まず最初にチャレンジしてみると良い治療であると思います。

 

抗生剤(皮膚科)

上記のアダパレンゲル・デュアックと同様に、皮膚科で処方されるものです。ニキビの原因となる菌に対抗するため、飲み薬や塗り薬の形で処方されますが、一部のニキビ菌は耐性を持っていることがあるので、効果がない方も一定数いるようです。筆者は子供の頃、病弱ゆえに抗生剤を飲む機会が多く、すでに耐性がついてしまっていたのか効果がありませんでした。

 

ニキビ治療をうたう市販化粧品

「ニキビ肌向け」と書いてある市販の化粧品は多くのメーカーが出していますよね。有効成分として、「イオウ」や「グリチルリチン酸ジカリウム」「サリチル酸」などが含まれたものが販売されていますが、個人的には効果を感じられませんでした。元々、明確な効果のある成分は「医薬品」扱いになるため、市販のもので有効成分と言われているもので大きな効果を感じるのは難しいように思います。(重症ニキビではなく、マイルドニキビの方は効くかもしれないです)

おすすめスキンケアアイテム

「ニキビ治療を目的とした市販品」に効果は感じられませんでしたが、肌質改善という意味では効果を感じられたスキンケアアイテムは多いので、紹介させていただきます。

 

ロート製薬 白潤プレミアム

低価格にも関わらず、異様に良い成分が入っている化粧水です。ニキビ・ニキビ跡ともにビタミンCの外用が効果的であることが知られていますが、ビタミンCそのものは空気中では不安定なので、化粧品にはビタミンC分子を加工した「ビタミンC誘導体」が含まれていることがほとんどです。しかし、そのビタミンCの加工方法によってはほとんどビタミンCの効果を為さないこともあり、市販品ではその傾向が顕著です。その一方で、この「白潤プレミアム」に含まれているビタミンC誘導体はしっかりとビタミンC本体の効果が出る「ビタミンCリン酸Mg」なのです。私は本製品を使用してからというものの、肌質そのものが良くなりニキビ跡(色素沈着)の治りが早くなりました。

 

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少し語りすぎてしまいましたが、ビタミンC誘導体の話をもっと詳しく知りたい方はこちらにどうぞ!。↓

kojihifu.com

 

キュレル 皮脂トラブルケア シリーズ

キュレル製品の中でも皮脂トラブルケアに特化したシリーズで、洗顔料・化粧水・乳液のラインナップです。保湿力の高い「セラミド」という成分と抗炎症作用のある「アラントイン」が含まれています。この製品の魅力は何といっても「保湿力が高いのにべたつかない」ところです!ニキビ肌の方は皮脂の分泌量が多く、乳液使用に慎重な方が多いかと思いますが、このシリーズはべたつかないので安心して使えます。

 

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個人的には化粧前の朝にはべたつかない方が良いので、夜に白潤、朝にキュレルを使用するのがおすすめです。

 

まとめ

以上が網羅的にニキビ治療を試してきた筆者の知見でした。「何をやっても治らないんじゃないか」「思春期過ぎてもこんな汚い肌の人なんてそうそういない」と絶望的になっていた時期もありましたが、美容皮膚科を何件も訪ね、様々なスキンケアアイテムを試してみてようやくある程度まともな肌になることができました。ニキビ治療として知名度が低いものも多く紹介できたと思うので、今悩んでいる方で、まだ試していない治療があればぜひ挑戦してみてください。