徒然理系日記

日々の備忘録と日記

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1.5重な自分が二重全切開を受けてみた

「目をかっぴらいたらかろうじて二重になる目」に長年悩んでいたので、二重全切開の手術を受けました。いわゆる美容整形です。施術から1年弱が経とうとしているので、施術の流れや感想などまとめてみます。

 

 

わたしの目遍歴

生まれたときは完全なる一重でした。子供の頃、二重をうらやましく思っていた記憶があるのですが、両親や親せきに成長と共に二重になった人が多くいたので、「いつか自分も二重になれるかなあ」と楽観的に考えていました。

 

しかし、なかなか二重になることはなかったため、高校生の時にアイプチを始めました。半年ほどアイプチを続け、「目をかっぴらけばかろうじて二重になる目」を手に入れました。

 

ただ、左右差が大きく、右目は寝起きや疲れた時に完全なる一重になってしまっていました。左目が二重、右目が一重という1.5重状態です。これが嫌で嫌で、常に「右目、一重になっていないかな、大丈夫かな」と気にして生きていました。二重状態の時でも、瞼が重くまつ毛の生え際が見えないのもコンプレックスでした。

 

そんな中で、生まれた選択肢が「美容整形」でした。元々肌治療や注入など、ライトな美容医療を細々と受けていたこともあり、外科手術にも大きな抵抗はありませんでした。

 

病院選び

美容整形の選択肢が生まれてからというものの、病院探しに奔走しました。病院探しのステップはこんな感じでした。

  1. インスタ、X(当時はTwitter)、トリビューで二重手術の情報をおおざっぱに探す
  2. 症例が好みの病院を見つけたら候補にリストアップ
  3. リストアップした病院の口コミ・医師情報を調査(Google, Twitter, トリビュー)し、安心できそうなクリニックを絞り込む
  4. 上記で絞り込んだクリニックにカウンセリングに行く(4件ほど)
  5. カウンセリングの結果からお願いする病院を決定

 

病院の最終的な決め手になったのは、こんな要素でした。

  • 一番症例が好みだったこと
  • 私の目の左右差や瞼の重みも考慮した術式(瞼のたるみもとる切開術)を提案してくれたこと
  • 医師が形成外科専門医だったこと
  • 医師・スタッフの対応が最も誠実で安心感があったこと

 

カウンセリングに行った中でもお値段は高い方でしたし、お手軽な二重形成で知られる「埋没法」ではなくダウンタイムの長い「切開法」でしたが、納得感が大きかったので、カウンセリングから数か月後経った後にオペの決意をし、予約を取りました。

 

いざ手術

手術当日は緊張・今の顔が最後になるさみしさ・悩みが解消される期待など色々な感情がごちゃ混ぜでした。手術台に上がってからは痛みへの恐怖も大きくなりましたが、看護師さんが色々話してくれて気がまぎれました。

 

手術本番では、怖かった麻酔もほぼ無痛で、手術自体も全く痛くなかったので、案外リラックスしていたように思います。大体40分ほどのオペだったと思います。

 

オペ終了後は麻酔の残りもあり目が腫れていましたが、すでにぱっちりとした二重になっていて感動してしまいました。その後は目元を冷やしたり、薬や術後の過ごし方の説明を受けたりしてからクリニックを出ました。眼鏡と帽子で目元を隠しつつ、電車で帰宅しました。

 

術後(ダウンタイム)

当日~術後1週間(抜糸まで)

オペ終了後、家に帰ってからしばらく引きこもり生活を送りました。痛みや出血は当日の夜だけで翌日以降は収まりましたが、とにかく腫れて腫れて数日間は肉厚な目のまま過ごしました。肉厚なのにちゃんと二重の線が入っていて、なんだか可笑しかったです。

 

抜糸後~術後3か月

オペから一週間が経ち抜糸をし、メイクもできるようになりました。まだまだ腫れているのにメイクするとあり得ないくらい盛れました。ぱっちり開いた二重のすばらしさともう目をガン開きしなくて良い安心感を感じて毎日幸せでした。

 

ただ、聞いていた通り二重切開のダウンタイムは本当に長かったです。毎日自分の顔を見ているとなかなか変化に気づきませんでしたが、写真を見ると完全に腫れが落ち着いて変化がなくなるまで3か月くらいかかっていました。

 

二重になった感想とまとめ

二重切開を受けたことで、メイクやおしゃれが楽しくなって、人と目を合わせるのが怖くなくなりました。本当に気持ちが明るくなったと思います。瞼に入ったたった一本の線でこんなに幸せになれるとは不思議なものです。

 

美容整形は失敗談や修正地獄に陥った話もよく耳にするので、十分病院を吟味した上での覚悟が必要なものだと思いますが、今回の施術は本当にやってよかったです。

 

今後も良い美容ライフを続けて生きていきます!

 

 

 

 

 

ニキビ治療奮闘記

こんにちは。10数年にわたりニキビに悩まされてきた筆者ですが、様々な治療を通して20代半ばの今、ようやくニキビの出現頻度が大幅に減ってきました。同じようにニキビに悩む方の助けになれればと思い、今までに試した治療法のうち、効果のあったものとなかったものとおすすめスキンケアアイテムをまとめてみました。ニキビに効果があるとうたうものは多く存在しますが、効果があったもののほとんどはニキビ治療として知名度が低い物が多かったので私の体験談で試したことのない治療を知っていただけたらと思います。

 

 

ニキビ遍歴と肌質

初めて奴が現れたのは小学校5年生の時でした。それからというものの、20代半ばに至るまでずっとニキビと共にありました。肌質はインナードライで、内部の乾燥を防ぐためなのか、表面は皮脂でギトギトです。

 

効果のあったニキビ治療

アグネス(美容皮膚科施術)

肌に針を刺し、皮脂腺をRF(ラジオ波)で直接破壊することでニキビの元を絶つ治療です。まだまだ取り扱い病院が少ないため、知名度が低い治療ですが、効果はピカイチです。お値段が張ってしまうというデメリットはありますが、一番効果のあったニキビ治療です。アグネスを打った箇所は皮脂腺が破壊されるため、ニキビが再発することはありませんでした。同じ箇所に何度もニキビができるという方にはおすすめの施術です。

 

詳しくはこちら↓

www.shiromoto.to

 

アゼライン酸(美容皮膚科or皮膚科)

皮脂分泌の抑制作用と角化の抑制作用及び抗菌活性、抗炎症作用で知られている塗り薬です。個人的には「保険適用の薬よりも低刺激なのにニキビ抑制効果が高い」という優れものであると感じました。ただ、保険適用ではありませんが、医薬品なので病院で購入する必要があり、購入に手間がかかってしまうのが難点です。お値段は1本2000円程度で、毎日使用でも2か月はもちます。お忙しい方や近隣の病院で取り扱いのない場合はオンライン診療を活用してみても良いかもしれません。

 

詳しくはこちら↓

wakako-clinic.jp

 

顔脱毛・レーザーフェイシャル(美容皮膚科)

一見ニキビ治療とは関係ないように思えますが、顔脱毛によって毛がなくなると毛穴自体が引き締まり、毛穴内に皮脂がたまりにくくなるのでニキビができにくくなります。顎下に大量のニキビがあったのですが、奴らは脱毛をしたらほとんどなくなりました。また、レーザーフェイシャルと名前のついている施術は、基本的には顔脱毛と同じ機械を使うものの、出力が高いため、美肌効果が大きいです。

 

詳しくはこちら↓

glow-clinic.com

 

効果の小さかったニキビ治療

アダパレンゲル・デュアック(皮膚科)

ニキビ治療のファーストチョイスとして挙げられる皮膚科での保険診療で、処方される代表的な塗り薬です。しかし、個人的には刺激や副作用が強く出る割に効果はほとんどないと感じました。デュアックは主成分である「過酸化ベンゾイル」が原因でかぶれてしまい、アダパレンゲルは塗布後皮むけがありました。どちらも副作用に耐えてある程度の期間使用していましたが、ニキビが減っているとは感じられませんでした。ただ、効果を感じられる方も多いですし、保険適用でお安く治療が受けられるため、まず最初にチャレンジしてみると良い治療であると思います。

 

抗生剤(皮膚科)

上記のアダパレンゲル・デュアックと同様に、皮膚科で処方されるものです。ニキビの原因となる菌に対抗するため、飲み薬や塗り薬の形で処方されますが、一部のニキビ菌は耐性を持っていることがあるので、効果がない方も一定数いるようです。筆者は子供の頃、病弱ゆえに抗生剤を飲む機会が多く、すでに耐性がついてしまっていたのか効果がありませんでした。

 

ニキビ治療をうたう市販化粧品

「ニキビ肌向け」と書いてある市販の化粧品は多くのメーカーが出していますよね。有効成分として、「イオウ」や「グリチルリチン酸ジカリウム」「サリチル酸」などが含まれたものが販売されていますが、個人的には効果を感じられませんでした。元々、明確な効果のある成分は「医薬品」扱いになるため、市販のもので有効成分と言われているもので大きな効果を感じるのは難しいように思います。(重症ニキビではなく、マイルドニキビの方は効くかもしれないです)

おすすめスキンケアアイテム

「ニキビ治療を目的とした市販品」に効果は感じられませんでしたが、肌質改善という意味では効果を感じられたスキンケアアイテムは多いので、紹介させていただきます。

 

ロート製薬 白潤プレミアム

低価格にも関わらず、異様に良い成分が入っている化粧水です。ニキビ・ニキビ跡ともにビタミンCの外用が効果的であることが知られていますが、ビタミンCそのものは空気中では不安定なので、化粧品にはビタミンC分子を加工した「ビタミンC誘導体」が含まれていることがほとんどです。しかし、そのビタミンCの加工方法によってはほとんどビタミンCの効果を為さないこともあり、市販品ではその傾向が顕著です。その一方で、この「白潤プレミアム」に含まれているビタミンC誘導体はしっかりとビタミンC本体の効果が出る「ビタミンCリン酸Mg」なのです。私は本製品を使用してからというものの、肌質そのものが良くなりニキビ跡(色素沈着)の治りが早くなりました。

 

商品はこちら↓


 

少し語りすぎてしまいましたが、ビタミンC誘導体の話をもっと詳しく知りたい方はこちらにどうぞ!。↓

kojihifu.com

 

キュレル 皮脂トラブルケア シリーズ

キュレル製品の中でも皮脂トラブルケアに特化したシリーズで、洗顔料・化粧水・乳液のラインナップです。保湿力の高い「セラミド」という成分と抗炎症作用のある「アラントイン」が含まれています。この製品の魅力は何といっても「保湿力が高いのにべたつかない」ところです!ニキビ肌の方は皮脂の分泌量が多く、乳液使用に慎重な方が多いかと思いますが、このシリーズはべたつかないので安心して使えます。

 

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個人的には化粧前の朝にはべたつかない方が良いので、夜に白潤、朝にキュレルを使用するのがおすすめです。

 

まとめ

以上が網羅的にニキビ治療を試してきた筆者の知見でした。「何をやっても治らないんじゃないか」「思春期過ぎてもこんな汚い肌の人なんてそうそういない」と絶望的になっていた時期もありましたが、美容皮膚科を何件も訪ね、様々なスキンケアアイテムを試してみてようやくある程度まともな肌になることができました。ニキビ治療として知名度が低いものも多く紹介できたと思うので、今悩んでいる方で、まだ試していない治療があればぜひ挑戦してみてください。

IQテスト(WAIS-Ⅳ)を受けてきた話

はじめに

タイトル通りですが、WAIS-Ⅳという知能検査を受けてきました。なかなか面白い体験だったので、記録に残しておこうと思います。

 

 

WAIS-Ⅳとは

WAIS-Ⅳは「ウェクスラー式知能検査」と呼ばれている検査で、世界各国で使われている標準的な知能検査です(子供向けはWISC-Ⅳという名称)。臨床心理士と1対1で行う試験で、現在は発達障害の傾向を調べるため」「自分の能力の凹凸を知るため」といった目的で行われることが多いようです。このテストを受けて分かるのは、以下の4項目のIQ値です。

  • 言語理解指標
  • 知覚推理指標
  • ワーキングメモリー指標
  • 処理速度指標

テストそのものに加え、普段の生活や考え方に関するヒアリングも行われるので、総合的な試験結果から日常生活のヒント・アドバイスも提示していただけます。3万円前後と決して安くはないお値段の試験ではありますが、受ける価値は十分にあると思います。

 

具体的な試験内容など、もっと詳しく知りたい方はこちらを参考にどうぞ。

osakamental.com

 

試験を受けたモチベーション

「学校でIQテストを受けさせられ数値が良くても悪くても呼び出される」という昭和時代のエピソードをちょいちょい耳に挟むものの、平成生まれの私はIQテストを受ける機会がなかったため、なんとなく受けてみたいな~と思っていましたが、本格的な受験のきっかけになったのは、発達障害の一種であるASDの診断を受けたことでした。発達障害の人は、定型発達の人と比較すると能力に凹凸があると言われているので、今後の仕事や生活のために自分の得意不得意を知っておいた方が良いかもしれないと考えたのです。あとは単純に自分のIQ値を知りたかったというのもあります。

 

試験当日

試験は午前10時からで夜型の私にはなかなかきついものがありましたが、カフェインを投入して開催場所であるメンタルクリニックへ向かいました。

 

試験時間はおおむね2時間ほどで、知覚処理っぽい問題や言語処理っぽい問題など様々なジャンルの問題が次から次へと出されました。同じジャンルの問題が連続するのではなく、まばらに出題されるスタイルだったため、頭の切り替えが少し大変でした。

 

試験の最後には日常生活や趣味、考え方のヒアリングが行われました。心理士さんがなんとも珍しいものを見たような雰囲気で相槌を打つので、そんなに変な点数をたたき出してしまったのかと少し不安になりました(実際変な点だったのですが…笑)。

 

試験結果

結果が出るのは受験から約一か月後でした。結果は以下のグラフの通り。

 

 

病院から渡していただいた報告書には、上記IQ値のほかこの特性を踏まえた助言や生活のヒントが書かれていました。さすが臨床心理士さん、かなり的を得た分析をしてくれていました。

 

結果から感じたことと考察

上記のグラフから分かる通り、私の知能にはかなり凸凹があるようです。各項目間でのIQの差が大きいと発達障害の傾向が強いようで、私の場合ASDの診断に対する納得感が強くなりました(このグラフが凸凹であれば必ず発達障害というわけではありません)。

 

また、今まで感じていた困りごとや、他人と違うと感じていた点は、この能力の偏りに起因していると感じました。

 

例えば、「頭では分かっているのに、言葉や図表で表現できない」ということが多々あったのですが、WAIS受験以前は理解力が乏しいがゆえに起きている現象だと捉えていました。しかし、おそらく「処理は終わっているが、それに対して言葉や図を当てはめるのが追い付いていない(=処理速度に言語処理や知覚推理が負けている」状態になっていたと推測できます。

 

更に、相対的にワーキングメモリーが低いことも日常に支障をきたしている時があるようです。私の頭は「高性能なCPUを積んでいるのに、メモリが全然ないPC」といった感じのようです。報告書には、メモを取る習慣をつくると良いとのアドバイスが書かれていました。外付けハードディスクですね。

 

最後に

私はWAIS-Ⅳを受けて、とても満足しています。というのも、今まで言語化することのできなかった困りごとや自分の能力の個性が定量的な指標をもって可視化されることに非常に納得感を感じているからです。今後の仕事や日常生活に役立てるために受験をしたと述べましたが、事実これからの人生において、様々な判断をする際の指標に使うことができそうであると感じています。

 

運動や勉強の得意不得意は目に見えて分かりやすいですが、もっと根本的な能力は目に見えないため、普通に生活しているだけでは案外自覚できないように思います。しかし、このWAIS-Ⅳはそんな「無自覚な潜在能力」を明らかにしてくれるため、発達障害やその疑いを持っている方だけでなく、万人に効果的な自己分析ツールの一つであると思います。自己理解を深めたい方はぜひ受験を検討してみてください!

 

 

理系大学院生、研究室でうつ病になりました

タイトルの通りですが、M2の後期ごろ、研究室が原因でうつ病になりました。自分自身、うつ症状を自覚し始めたころ、似たような境遇の方のブログを見て共感し、「自分が特別弱いわけではないのかもしれない」と思えたので、研究室で悩んでいる人の助けになれるよう、うつ病になった経緯と症状など、まとめていきたいと思います。既にうつ病適応障害と言われている方や、なんとなく不調を感じている方の助けになれば幸いです。

 

 

はじめに

まず何よりも伝えたいのが、「原因もなく体調がすぐれない日が続く」「好きなことも楽しめない」「大学に行くのがつらい」といったような症状が続いている人は、自分を責めずに休んでください。「自分が弱いだけ」「みんなは大丈夫なのに自分だけ」と思わずにはいられないかもしれませんが、素直に自分のつらい思いを認めてあげてほしいです。この記事の中の私の体験を読んで「こんなことでうつ病に!?」と思う方もいるかもしれませんし、「同じくらいつらい」と思う方もいるかもしれません。しかし、どんな方にとっても「つらいと思って良いんだ」ととらえるきっかけになれば嬉しいです。

 

自分自身が不調を感じている方はもちろんですが、親しい人や大切な人が無理をしているように見える、様子がおかしいように見えるという方にも参考になれば幸いです。

 

うつ病になった原因

端的に言えば、原因は「指導教員との相性」「自分自身の研究領域に対する適性」の二つなのですが、それぞれ羅列してみるとこんな感じ。

 

指導教員

  • 機嫌の振れ幅が大きく、機嫌が良いときは好人物、悪いときは理不尽
  • とても細かい性格で、マイルールやこだわりを学生に守らせる
  • その割に説明が少ないため、学生が教員の細かなルールに気づかないと、怒ったり、同じ実験や測定を何回もさせたりする
  • 一度学生を詰め始めると直接的な表現よりも皮肉や嫌味で攻撃
  • 忙しいと自分の過去の発言を忘れ、矛盾した指示やルール設定をする
  • 学生に自由に研究させるというより、逐一指示するタイプで急な方向転換が多い
  • 夜の22時以降に指導や議論を始め、学生が帰れない状態を作る

 

自分

  • 親の期待に応えるために選んだ専攻だったので、元々専攻の学問に興味を持てていなかった
  • 手先を使うことが多い実験系であったが、手先が異様に不器用
  • 曖昧な指示や説明が苦手
  • がやがやした空間や声の大きな人が苦手(自分のしている会話が聞き取りにくくなってしまう)
  • 物事を理解するまでに時間がかかることが多い(特に、具体的な自然現象と教科書に載っている法則や公式がリンクするのが遅い)

 

これだけ読むと筆者である私の無能感がすごいのですが、集中力や分析力といった長所を生かせず短所が際立ってしまう環境だったことが大きいと思います。(集中しようにも教員がすぐに声をかけてきて、作業が中断され急な方針変更を余儀なくされることや、分からないところは曖昧にする学問領域全体としてのカルチャーから分析力を生かせずにいたことなど)

 

そして、指導教員の無茶ぶりに関しては、指導教員が前に在籍していた大学でも噂になるほどであったうえ、自分以外の学生もストレスを感じている人が多い状態でしたが、客観的に見ても、最もあたりがきつかったのが私だったようです。これは短所が際立っていることに加え、平気なフリをして笑顔でごまかしてしまっていたのも理由になっているように思います。また、指導教員にはわたしの苦手なことが努力不足、勉強不足に見えてしまっていたように思います。もちろん努力はしていたつもりでしたが、それも教員の期待の水準には満たなかったということだったと解釈しています。

 

うつ病の症状について

始めに自覚したのは、気分の落ち込みというよりも身体症状でした。以下、出た症状を順番に挙げていきます。

 

  • 度重なる胃炎や下痢といった胃腸の不調
  • 寝つきの悪さ、中途覚醒
  • 微熱と寒気
  • 蕁麻疹
  • 頭痛(特に立ち上がる時にひどい痛みを感じるようになっていました)
  • ひどい立ち眩み
  • 視力が不安定になった(見えるときと見えないときがある)
  • 目の前がチカチカする
  • 生理不順

 

私は自分の感情に鈍感でアホなので、途中まではただの体調不良だと思い込み、胃腸薬を飲んだり、食べ物や肌に触れるものに気を使ったり、睡眠改善の謎のサプリを買って飲んだりしていましたが、ある時ふと「このままいなくなってしまいたい」と感じて涙が止まらなくなったことから自分の異変に気付きました(この時勢いで国の自殺の相談電話サービスのようなものに電話を掛けたのですが、噂通り繋がりませんでした…)。

 

その後も2か月ほど研究室には通っていたのですが、過呼吸を起こしてしまったり、集中力や思考力が低下し、異様にケアレスミスが増えたりといったことが続き、大学の保健センターを経て精神科を受診し、うつ病の診断をもらいました。

 

その後、発達障害である「ASD」の診断をもらい、研究室で悩んでいた自分の短所たちはASD由来であったこと、その二次障害としてうつ病を発症したということも分かりました。

 

うつ病の治療

「なんだかおかしいかも?」という状態が続いたら、まずは心療内科や精神科を受診してみてください。大学に所属していれば、私のように大学の保健センターから受診してみるのもアリだと思います。治療のためというのが一番ですが、医師からの診断があれば、指導教員や教授も強くは出られないので、自分の身を守る手段としてもしっかり病院に行くことをおすすめします。

 

うつ病には決まった治療法があるというよりも、人によって合う治療法を試すのが良いようです。一口に薬物療法といっても種類が多いうえ、心理療法や(少しイレギュラーですが)電気治療もあります。ただ、どんな治療を選択するとしても一番大切なのが、「ストレスを与える環境から離れ、ゆっくり休むこと」です。休むことに罪悪感を感じてしまい、何かをしなければという気持ちになってしまうことも多いと思いますが、まずは休養が第一なので、休むことが仕事と思い、ゆっくり過ごすのが一番です。

 

最後に

理系の研究室は特殊な環境であることは間違いないと思います。金銭的な不安感、閉鎖的な環境、自由時間の少なさと、精神的にはあまり良くない要素がそろっています。自信がなくなってしまうとなかなかそうは思えないかもしれませんが、病んでしまう人が弱いわけではなく、環境が過酷であることは間違いありません。冒頭でも述べましたが、「ほかの学生は耐えているのに自分だけ」「自分の心が弱いのかも」と思ってしまっても、苦しい・つらいと感じている気持ちは嘘ではないはずなので、自分自身の気持ちを認めてあげましょう。

 

うつ病は「完治」ではなく、「寛解」にしかなれない病気で、一度心が完全に折れてしまうと、ある程度元気になったように見えても元の状態に戻ることはかなり困難です。だからこそ、「このままだとおかしくなってしまう」という段階でしっかり休み、本格的に病んでしまう前に回復できるのがベストだと思います。

 

今苦しい思いを抱えている方のお力になれていたら幸いです。

学部ミスマッチで悩んだ理系院卒による進路選択のすすめ

こんにちは。最近周りで受験生や進路に迷う高校生の話を聞くことが多く、時にアドバイスを求められることもあるので、自分の意見をまとめて残しておこうと思います。今回は大学または専門学校に進学をするところまでは決めていて、具体的な学部や専攻選びで悩んでいる方に向けた内容です。

 

大学を選ぶところで悩んでいる方はこちら↓

hexalog.hatenablog.com

 

 

自己紹介

国公立大学の化学系専攻で大学院を修了した者です。

高校生の時、誰にも相談せず「なんとなく」「親や先生が望むから」「偏差値が高い方、ステータスがある方」といった10代の独断と偏見により進路や受験先・進学先を決めてしまい、今になって「もっと考えればよかった」と思っています。そんな時に見栄を張っていない等身大の意見を聞けたら違ったのかも?と感じるので、自分の声が今悩んでいる高校生や大学生に届けば…とこの記事を執筆中です。

 

この記事を読んでほしい方

  • 進路決定や文理選択を控えた高校生
  • ミスマッチにより進路変更を考えている大学生・専門学生

 

この記事に目を通そうとしていただいている方の中には、「やりたいことも興味のある仕事も思い浮かばない」という方もいれば「なんとなく学びたいことがある」「進路を間違えた気がしているけど何がしたいかもわからない」という方など様々いるかと思います。自分のミスの原因なども交えて記事を作成したので、この記事が悩んでいる方の助けになればと思います。

 

進路決定法①:やりたいことを探す

当たり前と言えば当たり前なのですが、やりたいことを探すのが先決です。もちろん「なんとなく」「親が望むから」という感じで進路を選んでも何とか生きていくことはできます。ただ、自分があまり好きでないことで時間を消耗したり、努力したりすることは思いのほか苦痛なのでそれは避けるべきだと思います。そこで、この項目ではやりたいこと探しに効果的なメソッドを紹介します。

 

やりたいこと探しには、以下の本のワークが非常におすすめです。


 

 

筆者は「意識高い系の戯言か~」と斜に構えた姿勢で読み始めたのですが、よく体系化されていて、やりたいことや興味のあることを見つけやすいです。この本では「仕事にすること」をメインに書かれていますが、それに限らず興味のあることをいくつかリストアップできるので、趣味や副業の観点からも複数の「やりたいこと」のリストアップをおすすめします。

 

本となるとお金もかかってしまうので、まずお試しという方はこの本の筆者によるサイトを見てみてください。無料の記事やYouTubeも更新されているので、基本的な考えが分かると思います。

www.jimpei.net

 

進路決定法➁:興味のある学問を学んだ先にある仕事を調査

方法①でやりたいことが明らかになった人や学びたいことがあるけれどその先の仕事までは考えられていない…という人は、興味のあることを学んだ先にどんな職業に就けるか調査しましょう。ここでの調査とはよく言われる「職種」のことだけではありません。どのような働き方ができるか、どのような資格を入手できるかも考えましょう。具体的には以下のような内容についてざっくりと調べましょう。

 

  • 学んだ先に得られる資格
  • 学んだ先で多くの人が選ぶ進路(業界や職種)
  • 勤め先はどんな場所になるか?(民間企業?個人事業主?公務員?等)
  • 勤め先では転勤があるか?

 

医学部や美容専門学校であれば、取れる資格が分かりやすく、なんとなく進路のイメージもつきやすいかもしれません。そのため、どちらかというと仕事に直結する資格の取れない学部や専門学校の方ほど詳細に調査してもらいたいところです。なんとなく会社員になるのかなあと思う進路を選ぶ人ほど、「どんな会社で」「どんな職種を選べるのか」が重要になってきます。特に理系であれば、専門職になるケースが多いので、慎重に調査しましょう(専門外の職種を選ぶと理由を聞かれますし、少し不利になります)。文系の方は、学んだ内容と仕事があまりつながらないことも多いので、そこまで深刻に考える必要はないかもしれませんが、望んだ働き方を実現するために英語や資格の勉強のような準備をすることができます。

 

また、専攻が専門職に近いほど「学んだ内容を仕事に生かさず、仕事は別のことをする」のは難しい選択となります(専攻が哲学の場合、直接生かせる職業は少ないですが、専攻が看護の場合、看護師以外の選択をしにくいですよね)。「手に職」と言われている分野ほど仕事とのミスマッチに気を付けましょう。

 

自分自身は「転勤はしたくない」「作業着や工場は嫌だ」と思っているのに「親も望んでいるし、実験楽しそう~」となんとなくな理由で化学専攻を選びました。当然企業や大学で研究をするのだろうと漠然と考えていたのですが、実際の就職先は工場・全国転勤になりやすいことを後から知って結局のところ大きく後悔しました(学べたことも多かったのですが)。今の自分であれば、確実に化学を専攻することは決めていなかったと思います。

 

高校生から見たら就職は遠い未来のことかとは思いますが、後悔をしないためにも、仕事のことを念頭において進路を考えてみてください。学びたい学問とその先にある働き方のどちらも納得できるという進路を選びましょう。

 

進路決定の際の注意点

特に自分が引っかかってしまった進路決定のミスが主になっているのですが、進路決定時の注意点を以下に述べます。

 

  1. 親や先生の喜ぶ進路を選ばない
  2. 高校の授業で面白いと感じたことだけを理由に専攻を選ばない
  3. 進路のやり直しが効くかどうかを見極める

 

まず、1.「親や先生の喜ぶ進路を選ばない」というのは、もしもその進路が自分と合っていなかったとき、後悔が大きくなるからです。人主体の決断の後悔と、自分主体の決断の後悔であれば後者の方が圧倒的に小さいダメージで済みます。周りの人の意見は参考程度に考えるべきです。

 

次に、2.「高校の授業で面白いと感じたことだけを理由に専攻を選ばない」というのは、高校の勉強というのは、専門的な内容を分かりやすいようにカリキュラムされたものであり、大学との学びとはずれがあることが多いからです。「大学では化学は物理に、物理は数学になる」というのはよく耳にしますが、それくらい高校での学びと大学での専門教育には差があります。自分は「高校でのパズルのような有機化学が面白い」と感じていましたが、実際の有機化学は好きではありませんでした。好きなのは有機化学ではなく、パズルだったのです…。

 

ここまでの項目はよくある進路指導の内容とも一致するかもしれませんが、最後の3.「進路のやり直しが効くかどうかを見極める」というのはなかなか聞かない内容かと思います(少なくとも自分の時代には言われませんでした)。近年、「リカレント教育」や「生涯学習」という言葉が話題になっていますが、社会人になってからも学びなおしができる機会が増えました。しかし、どうしても学びなおししやすい分野としにくい分野があります。よく耳にする経営学修士MBA)などは社会人になってから取る人が多いですし、一部専門学校は社会人向けの講座を開いているかと思いますが、その一方で最低でも6年はかかる医学部や薬学部に入りなおすのは金銭的にも時間的にも難しくなります。「やり直す可能性」や「複数の学問を学びたい場合」を考えると、高校卒業後の選択としては学びなおしが難しい分野を選ぶのが良いと思います。

 

まとめ

学生の時、周りの大人はやたら将来の夢を聞いてきます。しかし、高校生まででやりたいことや夢がはっきりある方がレアなのではないかな、と思います。かといって、「とりあえずの大学進学」「とりあえずの就職」では後悔したり、ミスマッチで苦しんだりすることも多いと思います。学生を終えた今は、「夢」と言えるほど大きな目標がなくても、好きなことや得意なこと、将来の仕事のことを考慮して納得のいく決断を下せるのがベストなのではないかと感じています。この記事を読んでくれた方の決断に少しでも良い影響を与えられていれば幸いです。

 

 

 

受験校や進学先に迷う高校生・仮面浪人や編入を考えている大学生へ

こんにちは。最近周りで受験生や進路に迷う高校生の話を聞くことが多く、時にアドバイスを求められることもあるので、自分の意見をまとめて残しておこうと思います。今回は大学進学をするところまでは決めていて、具体的な大学選択で悩んでいる方に向けた内容です。

 

学部選びなどで悩んでいる方はこちらもご覧ください↓

 

hexalog.hatenablog.com

 

 

 

自己紹介

国公立大学の化学系専攻で大学院を修了した者です。

高校生の時、誰にも相談せず「なんとなく」「親や先生が望むから」「偏差値が高い方、ステータスがある方」といった10代の独断と偏見により進路や受験先・進学先を決めてしまい、今になって「もっと考えればよかった」と思っています。そんな時に見栄を張っていない等身大の意見を聞けたら違ったのかも?と感じるので、自分の声が今悩んでいる高校生や大学生に届けば…とこの記事を執筆中です。

 

この記事を読んでほしい方

  • 受験校を迷っている高校生
  • 進学先に迷っている高校生
  • 仮面浪人や編入を考えている大学1~2年生

 

進路決定ポイント

自分が通う学校を考えるにあたって、一番大切なのは明確な複数の要素を基準にすることです。不明瞭な「なんとなく」の基準や偏差値のようなたった一つの数字に縛られてしまうのは一番良くないように思います(仮に後悔した時にも後悔の原因が分かりにくくなり、より良い方向に修正するのが難しくなってしまいます)。

 

以下では、自分自身の体験から考えた重要なポイントになり得る要素をまとめました。

  • ステータスや学歴、偏差値よりもやりたいことを第一優先
  • 通いやすさや立地
  • 校風や雰囲気、人の環境

 

それぞれの項目について詳しく説明していきます。

 

ステータスや学歴、偏差値よりもやりたいことを第一優先

まず始めに断りを入れておきますが、ステータスや学歴(偏差値)をまるで無視すれば良いというものではありません。もちろん偏差値の高い学校に進んだ方が質の高い教育を受けられる可能性や、就職の際有利になる可能性は高まるので、進路選択するにあたって大切な要素の一つにはなります。ただ、「よりレベルの高い学校に進学する」ことが目的になってしまい、「その学校で何を勉強するか」をあまり考えずに進学してしまうと入学後に後悔することもあります。

 

「どの大学でもたいてい同じ・似たようなことを学べるだろう」「同じ○○学部であれば大差ないだろう」と考えることも多いかもしれません。自分自身も高校生の時はそのように感じていましたが、大学院まで修了した今は全くそんなことはないと考えています。大学の先生は、基本的に授業の仕事よりも自分の研究を主軸において仕事をしているので、どうしても得意分野に差があり、授業内容にもそれが反映されます。同じ分野の先生でも、得意とする研究領域は違い、「この先生にしかできない研究」「この大学では特にこの領域を得意とする先生が多い」といったことがあるのです(私の専攻した化学でも「無機化学」「有機化学」「量子化学」等分野の枝分かれがありますし、私の出身大学はある特定の領域の先生が多く集まっていました)。

 

理系の方であれば、興味のある分野に関する情報に加え、進学候補となる大学の研究室とそれぞれの研究内容を調べ、より自分の興味が惹かれるような魅力的な研究をしているところを選んでみると良いと思います。文系の方であれば、どんな先生がいるか、どんな授業・ゼミを受けられるかを調べると良いでしょう。文系は理系以上に授業の内容にバラエティーがあり、先生の得意分野が反映されていることが多いように思います。また、文系の先生は本を出している方も多いので、興味のある分野の本の執筆者に注目してみると調べやすいと思います。

 

あくまで例ですが、以下の2パターンで迷っているとします。

  • 大学の偏差値が60あるが、研究内容や授業はそこまで興味を持てない
  • 大学の偏差値は55だが、とても興味のある研究をしている先生がいて、その授業を受けてみたい、研究をしてみたい

この場合であれば、確実に後者の方が良いと思います。大学生活にはサークルやアルバイトのようなイベントも待っていますが、それに加えて本業である学業が充実すると、貴重な学生の時間をより楽しく過ごせるようになると思います。

(偏差値が20も離れていたら就職やその他の教育水準を考えて高い方を選んでも良いと思います)

 

通いやすさや立地

こんなありきたりの要素を入れてくるなんて、と思われるかもしれませんが、実はとても大切です。通学時間が長くなってしまうと、自由時間が減るほか、研究室やゼミで忙しくなると遅い時間に帰らざるを得なくなることもあるので体力的につらくなってしまいます。また、山奥やアクセスが悪い大学に行くと遊びやリフレッシュの場が限られてストレスに感じる人もいるかと思います(中には車の免許がほぼ必須になるようなところもあります)。

 

入学する前は「少し大変かもしれないけどイケる」と思っても、いざ進学すると苦痛になる可能性もあります。大学は登校しなくても怒られないという環境でもあるので、行くのが億劫になりそのまま単位を落としまくる…という人も多いのが事実です。選ぶのに迷ってしまったときは自分の性格やライフスタイルに合う場所にある大学を優先するのも大切だと思います。

 

校風や雰囲気、人の環境

これは調べるだけでは分かりにくいことも多いのですが、大切な要素の一つです。意外と大学によって雰囲気は違いますし、「○○な人が多い」という全体としての特徴はあります。実際にその大学に通っている知り合いがいれば聞いてみる、オープンキャンパスやイベントで大学を見に行くことである程度雰囲気はつかめると思うので、志望度が高い大学に関してはぜひ実践してみてください。

 

また、これは大学名ではなく、大学のジャンルによるものですが、著者が感じている大まかな雰囲気について以下に述べるので良ければ参考にしてみてください(あくまで著者の独断と偏見であることはご了承ください)

 

国立大学と私立大学

ある意味当然ではありますが、奨学金とアルバイトで頑張っている「限界大学生」のような子の割合はどうしても国立の方が多いように思います。その代わり、私立は裕福でアルバイトもしておらず、親からお小遣いをたくさんもらっている…というような子の割合も増えます。育ってきた環境が近い者同士で仲良くなることも多いように思うので、参考にしてみても良いと思います。

 

内部進学率の高さ

附属高校からの内部進学がある大学もあります。内部進学率が高いと既にコミュニティができているところもあるかもしれません。

 

地方か都心か

地方大学となると、どうしてもその地方の出身者が多くなります。元々の知り合いでなくても、地元が近いとなると仲良くなれることも多いですよね。逆に、都心の大学だと全国津々浦々、様々なところから学生が集まるケースが多くなります。一人暮らしの学生が多いのか、実家暮らしの学生が多いのかというところにも関連してきます。一人暮らしの学生が大多数の中、自分だけ実家暮らしで門限や終電があるため早く帰らなければいけないことを気に病んでいる子を目にしたこともあります。

 

大学は様々な環境から様々な子が集まるとはいえ、なんとなく「○○な子が多い」という傾向はどこでもあります。自分と違う環境の子が多い場所に行くと人間関係がストレスになることもある一方で、今まで出会ったことのないタイプと意気投合することもあるので、どんな人と仲良くなりたいか、どんな人が多いところに行きたいか…という観点で考えてみても良いでしょう。

著者は陰キャなので、おとなしい人が多いところに行けばよかったな、、と今でも思います。著者の出身校は一人暮らし率が高く、羽目を外して飲み会をする人が多かったので、そこにはうまくなじめませんでした。。。笑

 

まとめ

高校生や大学前半で満足する、納得のいく進路を選ぶことは難しいなあと今でも痛感します。しかし、若さ(受けられる人は親からの投資も)がある貴重な時期なので、よく納得した決断ができればと思います。仮に決めた内容を後悔したとしても、「よく考えた決断」の方が「適当に決めた決断」よりも小さな後悔で済むと思っています。

 

自己紹介のところでも述べましたが、著者は高校生の時の選択を少し後悔しています。

お恥ずかしい話ですが、著者は意味もなく受験界隈、浪人界隈の2ch(今は5chかな?)を見ていたので、東大と京大以外はFラン!と本気で思っていて、やりたいことに関しては深く考えずに偏差値や大学名のインパクトだけで大学を選んでしまっていました。今卒業して思いますが、あの2chは本当に狭い世界だし、もっと色々な人に話を聞いたり、調べたりすべきでした。

 

しかし、身近な高校生の話を聞くと、当時の著者のようになんとなく決断をしている人が多いように感じました。そんな方も含め、この記事を読んだ方の選択に少しでも貢献できていたら幸いです。

 

 

 

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