徒然理系日記

日々の備忘録と日記

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大学院生の金策〜おすすめアルバイトと節約法〜

はじめに

「日本の大学院生はお金がない!」というのはよく聞きますが、例にもれず理系院生の私も第一種奨学金だけでは足りず、常に金欠でした。研究はしっかりとやりつつもお金を得る方法を色々と実践したので、記録に残しておこうと思います。「好きなものも買いたいし、食べたい。でも、研究はサボりたくない…」という方の参考になればと思います。

 

何故大学院生はお金がないのか?

本題に入る前に、「大学院生金欠問題」の背景について整理しておきます。

背景① 飲食店やコンビニ、塾講師と言った大学生御用達アルバイトができない

学部時代はアルバイトをしている人が多いですよね。私自身もアパレルの販売員と塾講師の掛け持ちをしていて、そのお陰である程度余裕のある暮らしをできていました。しかし、大学院生は基本的に時間がありませんコアタイムという概念がない研究室もあるかと思いますが、基本的にお店のようなサービス業の営業時間は研究室にいなければならないので、少なくとも平日はこのようなアルバイトができなくなってしまうことが多いです。

 

背景② 食費がかさむ

一人暮らしの方なら、食費の節約のために自炊をしてきたという人も多いかと思います。実家暮らしの方でも、家に帰ってご飯を食べられる人も多いでしょう。しかし、研究室に入ると10時間以上研究室にいることも多くなり、食材の調達や自炊の時間がとりにくくなってしまいます。研究室を出るころには近くのスーパーは閉店している…なんてことも。実家暮らしであっても、家に帰る時間が遅すぎて、それまで食事を我慢するのは難しい人も多いと思います。そのため、日々の食事はコンビニや生協、外食が多くなっていきます。なるべく安く済ませる努力はしても、どうしてもお金がかかってしまいます。

 

背景③ 実家からの支援が減る

これは個人差があるかもしれませんが、大学院生ってあまり知名度がないというか、「もう働く年齢なんだし…」「大学生の延長でしょ」と思われがちな側面があります。一部の方は学部の時よりも実家からの支援額が減ってしまうということもあるようです。

 

このような背景を踏まえた上で、自分なりに編み出した金策を紹介していこうと思います。研究室の忙しさにも種類があるので、あくまで参考です。

 

大学院生向け金策4選

金策① 在宅の教育系アルバイト

正直、私はかなりこれに助けられました。良いところは「完全在宅でできる」「納期の中であれば働くタイミングを選べるので、土日や深夜の稼働もできる」「精度が高いとよりハイレベルな仕事の紹介をしてもらえる」ところです。採点や添削が主ですが、記述問題の採点などは頭を使うことも多いので、ある程度楽しみながらできる仕事だと思います。唯一の欠点は「たまに全然仕事がない月がある」ことです。

 

この教育アルバイトに登録できるおすすめサイトは大学生向け教育アルバイトサイト「t-news」です。年中ではありませんが、在宅アルバイトの求人が載っていることが多いので、興味があればチェックしてみてください。

www.tnews.jp

 

金策② 研究室で雇ってもらう

これはある程度お金のある研究室しかできないかもしれませんが、研究室で研究補佐(RA)として雇ってもらえる可能性があります。この方法なら、研究室にいて自分の研究を進めながら業務ができてしまいます。さりげなく指導教員に「お金に困っている」風を出してみると紹介してもらえるかもしれません(指導教員との関係性や人柄にもよりますが)。学部生でこれから研究室配属になるという方は、研究室選びの際にそういった制度があるかどうか先輩たちに聞いてみるのも良いと思います。

 

金策③ 大学生協のアルバイト求人をチェック

おそらく多くの大学では、大学生協がアルバイトの求人を出しています。長期のものもありますが、短期や単発の物も多く、通常の求人サイトにはない、実験のお手伝い(被験者など)の募集や学内で行われる試験の監督の募集などがあります。大学内でできるものや、休日限定でできるものを見つけるのに適しているため、定期的にチェックしてみると良いでしょう。通常の求人サイトで応募するより、採用プロセスが楽なものも多いです。

 

金策④ 食事はサブスクに頼ってみる

これは「お金を稼ぐ」というよりも、「お金を節約する」という内容ですが、お弁当や食材のサブスクを頼んでみるというのも一つの手です。食事量にもよるかもしれませんが、外食をしてしまうよりは費用が安く済むことが多いですし、大学に持って行って食べるというのができるので、「買いに行く」「食べに行く」プロセスを省くことができ、効率よく時間を使えるような気がしています。

私は「HELLO, FRESH」というサービスを使用していたのですが、2022年度末でサービス終了とのことなので、替わりのサービスを見つけようと思います。。。(良い物が見つかったらシェアします)

 

まとめ

研究をサボることなく、ある程度のお金を得る方法について自分なりに考え、実践してきたものをまとめてみました。「お金がないと心も豊かにならないし、研究だってうまくいかないよー」という思いでいっぱいです。これ以外にも良い方法があればコメント等いただけると嬉しいです。